ICカード1枚で施設内の移動もスムーズに

「非接触ICカードによる入退館システム」は、老人ホームなどにおける高齢入居者の、施設内での事故や無断外出を防止でき、なおかつ、来訪者の施設入退時の煩雑な手続き等を軽減してくれるシステムです。競合の激しい賃貸住宅に対する新たな土地活用法として、グループホームや有料老人ホーム等の介護施設の建設が増える中、同システムは来るべき高齢化社会にもマッチしたものとして、すでに350もの施工実績があります。

玄関部分の自動ドアは外部からは自由に入館できますが、内部からは開かないように設定されているため、高齢入居者の無断外出を防止することが可能です。来訪者は受付での入館手続後、ICカードを受け取り、そのカードで施設内を自由に移動することができます。

退去時は、カードを回収ボックスに投入するだけで、施設より退出できます。入退館管理システムと出退勤管理システムとの連動もできるので、様々な勤務シフトの管理も可能です。

また、ニーズに合わせてカードリーダーごとに読み取るカード、読み取らないカードを設定・変更ができます。(例:職員通用口では、職員用のカードは読み取るが、来客者用カードは読み取らない)カードとカードリーダーとの接触が生じないので、摩擦による故障もありません。

施工・導入実例:カードの運用方法について

職員の皆様がお使いになるICカードは、名札として、或いは職員証明書・タイムカードとして利用することが出来ます。

名札として運用する場合

このような形で名札としてご利用いただけるほか
・腕につける
・ネックストラップで首からかけるといったかたちでご利用いただけます。

タイムカードとしてご利用できます

当社のICカードに磁気読み取り部分を追加し、個人データを入力すると、カードリーダーを用いた出退勤管理システムのタイムカードとしてご利用できます。

回収ボックスを利用した玄関管理

玄関の自動ドアより外から自由に入館できますが、施設内側からは開かないようになっているため入居されている方の無断外出を防止することで安全をお守りします。

玄関の様子(回収ボックスは中央よりやや右)

来客者は入館時に、来客者用カードを受け取り、そのカードを用いて施設内を自由に移動できます。退館時は、自動ドア脇の回収ボックス(特許No.3059431)にカードを投入することで、ドアのセンサーがONになり、退館することができます。
カードを回収ボックスに投入することでカードの紛失を防止できるほか、回収ボックスを定時にチェックすることで館内に残っている来客者を把握することができます。

施工・導入実例:回収ボックスを使った来客の管理

当社の回収ボックスを使った出入り管理システムは
1.来客の皆様に施設内を自由にかつ安全にお見舞いしていただけ
2.職員様の来客に対する手間を大幅に減らし
3.入居者の無断外出を防止する
という大きな利点を持っております。
このシステムは特許取得済(特許番号 3059431)です。

使用方法

来客者は受付で記帳後、ICカードを受け取り、そのカードで施設内を自由に移動することが出来ます。
来客者は、お帰りの際、カードを回収ボックスに投入することで、施設より退出することが出来ます。

導入の実例

回収ボックスの形状や色はご相談に応じてバリエーションを持たせることが出来ます。
また、壁への埋め込み・受付スペースとの一体化も承ります。

標準タイプの回収ボックス

壁面への埋め込みの例 一体型
壁面への埋め込みの例 分離型
受付スペースとの一体化 受付カウンター上部に投入口を設けます。 
投入口:写真中央下部 職員様用カードリーダ:写真中央上部
カウンター下側にボックスを設置します。
(ボックス内のカードは事務所より回収できます。)
卓上設置タイプ
エレベーター呼び出し用カードリーダ
カードリーダと連動した電気錠制御盤の設置